皮膚科

アトピー性皮膚炎、じんましん、乾癬、水虫、ニキビ、ヘルペス、帯状疱疹などの診療にあたります。
イボは液体窒素またはモノクロロ酢酸で対応します。ホクロは炭酸ガスレーザーでも対応します。
男性型脱毛症(AGA)についてもご相談下さい。

皮膚科

帯状疱疹

帯状疱疹は、脊髄の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘帯状疱疹ウイルスによって起こります。

加齢やストレス、過労などが引き金となって免疫力低下により潜んでいたウイルスが活動を始め、神経を伝わって皮膚に達し、帯状疱疹を発症します。

はじめに神経痛のような痛みを起こります。ピリピリ・ズキズキ・チクチクした痛みを感じます。その後、水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に現れます。

ほかにかゆみやしびれがみられることもあります。痛みを伴うことが多く、3~4週間ほど続きます。


蜂窩織炎

皮膚の感染症の一種です。

原因は擦り傷や虫刺されなどの傷、アトピーや湿疹、とびひや水虫などで皮膚のバリア機能が破れて起こる病気です。

症状は、皮膚が赤く腫れ熱をおび、触ると痛みを伴う。発熱、悪寒(さむけ)、関節痛、倦怠感(だるさ)など全身症状が出ることもあります。

治療は、採血で炎症反応を確認しながら、服薬や点滴を行います。

治療期間は状態により人様々です。

予防は皮膚を清潔に保ち、皮膚疾患(湿疹・水虫等)を治療をしておくことが大切です。


水虫

カビの一種である白癬菌が、皮膚の角質層に寄生することにより起こる皮膚病です。手やからだにも感染しますが、9割近く足です。足は繁殖し易いのは、菌にとって過ごしやすい高温多湿な環境を作るからです。

趾間型:足の指の間が赤くなり、それから白くふやけ、皮がむける。痒みがある。

角質増殖型:足の裏、かかとの部分の角質が厚くなる。表面がザラザラになり皮がむける。

小水疱型:足の裏や縁に小水疱や膿泡ができ、強いかゆみを伴います。

手・爪の水虫:爪が白くなりぼろぼろになる。爪が厚くなる。

治療は、抗菌薬を塗る。治療は数か月及び、再感染することもあります。

足をきれいに洗ってから塗りましょう。水分をよく拭き取り、皮膚が乾燥してから薬を塗りましょう。

爪水虫の治療は、外用薬と内服薬です。再感染の可能性はあります。
3か月以上の治療が必要です。内服薬の治療には、副作用チェックの為血液検査を行います。


水虫

タコ・魚の目

足の裏など同じ部位に繰り返し圧迫や摩擦が加わることにより、皮膚の表面の角質が硬くなった状態です。

タコ・魚の目は繰り返すことが多く、足の形、不適切な靴や、歩行姿勢、生活習慣などが原因で生じます。原因を可能な限り除去することが重要です。

治療は、硬くなった角質部分を、剪刃やハサミで削る処置をおこないます。


アテローム(粉瘤)

皮膚から出るあぶらのかたまりです。悪性化することはほとんどありません。

身体のどこでもできますが、顔、首、背中、おしり等にできます。

強い炎症を伴う場合は切開して、膿みを外に出します。赤みや痛みを伴わない場合は、簡単な手術で取り除くことができますが、切除するかはあくまでもご本人の自由意志です。